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個人間取引を利用してサスティナブルな社会へ


こんにちは、気になる!ECです。
2021年9月、フリマアプリ「メルカリ」の月間利用者数がひと月で2000万人を突破しました。
メルカリの累計出品数はなんと20億商品を超え、フリマアプリが生活になくてはならないものになってきたように思います。
本日は、フリマアプリのような「個人間取引」に目を向けて、何故個人間取引が重要視され、人々に選ばれてきたのか、また、世界中で注目を集めるSDGs・サスティナビリティとの関係について考えていきましょう!

なぜ今個人間取引が増えているのか

01個人間取引市場の拡大

個人間取引は、インターネットでのショッピングが一般的になる前から、フリーマーケットやバザーのような形で、人々に親しまれてきました。そして前述の「メルカリ」や「ラクマ」のようなフリマアプリや、「ヤフオク!」のようなインターネットオークションでさらに個人間での売買が盛んになり、個人間取引(CtoC)市場は近年大きな成長を見せています。
2017年から2018年の一年間では約2倍、2018年から2019年では約10%増と、年々市場規模が大きくなっているのが下記のグラフからわかるかと思います。

ECでの個人間取引市場(グラフ)
※経済産業省「平成29年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」(2018年4月発行)・ 経済産業省「令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」(2020年7月発行)より

2021年のMMD研究所の調査によると、男女6,593人への調査で、「ものを売ったことがある」と回答した人が過半数の約65%。さらに、個人間取引である「フリマアプリ」を利用したことがある方も約54%と大変多くの方が個人間取引を経験したことがあることがわかりました。

それでは、インターネットショッピングの普及とともに、なぜここまで個人間取引が一般に浸透したのでしょうか。

02お小遣い稼ぎだけではなく、環境問題も意識

フリマアプリの出品者の多くは「お小遣い稼ぎ」や「不用品処分」の為に商品を販売しているのではないでしょうか。しかし近年SDGsなどがメディアでも頻繁に取り上げられ、個人間取引も一般的になったことから、フリマアプリ等で売買をする事の「サスティナビリティ」に目を向ける方が多くなってきました。
2020年のメルカリの調査によると、「フリマアプリの利用開始後、消費やお買い物への意識に変化はありましたか?」というアンケートで、過半数の51%の方が「リサイクルを意識するようになった」と回答しています。

このように、不用品を捨てずにリユース・リサイクルできる環境が身近になったことでサスティナビリティを意識する方が増えてきているのではないでしょうか。また、Z世代・ミレニアル世代の、環境問題に関心の高い若い世代が消費活動の中心になっていることも、大きく影響していると言えます。

フリマアプリで目指す持続可能な社会

01必要な人に譲ることで不要品をゴミにしない

SDGsの目標の一つに、「持続可能な生産消費形態を確保する(つくる責任つかう責任)」があります。むやみに大量生産・大量消費をするのではなく、必要なものを大切に使用し、不要になったものはまた次の必要な人へというのは、私たちにできるSDGsの目標達成への第一歩でもあるかもしれません。
また、日本人には古くから「もったいない」という考え方がある事も、フリマアプリの利用が広く浸透し、環境に対する考えが広がった一つの要因かもしれません。

02売る楽しさ・探す楽しさを知り、リサイクルの意識を高める

不用品を売ってお小遣いを稼いだり、通常よりも安価な値段の掘り出し物やレア商品を探して購入したり…先ほどのメルカリの調査でもあったように、まずはフリマアプリで個人間取引の楽しさを知ってもらい、「これは売れるかも・まだ使えるかも」「これはフリマアプリで購入できるかも」といった小さなことから徐々に環境への意識が高まってきています。
今後さらに個人間取引が活性化すれば自然にエコの意識が強くなるのではないでしょうか。

エコな取引を推進する企業の取り組み

01メルカリ「サステなストア」

メルカリでは、2021年11月25日から、東京・表参道にファッションに特化した実店舗「サステなストア」を期間限定でオープン予定です。こちらのショップは、イベント専用のタグがついた商品から、タレントの池田美憂(みちょぱ)さんや、スタイリストのSHOCOさんをはじめ、著名人やインフルエンサーが商品を厳選して販売するというものです。
こちらは、「ブラックフライデー」(11月第4金曜日)に合わせて、ユーザーに持続可能な消費を促す「グリーンフライデー」の取り組みの一環です。グリーンフライデーは大量生産・大量消費を促す大規模セールへの対抗として生まれた欧州の運動です。
メルカリは過去にもグリーンフライデーの一環として不要になった衣類でのファッションショー等を行ってきました。
ローカルの個人間取引だけではなかなか実現しづらい店頭での販売等を、著名人が参加して行うことで、よりサスティナブルの意識が高まるきっかけになるのではないでしょうか。

「メルカリ グリーンフライデープロジェクト 2021」始動 身近なサステナビリティを体験できる、メルカリ初のファッション実店舗「サステなストア」を表参道に期間限定オープン

02ヤフオク!のチャリティ活動

ヤフオク!でも、個人ではなかなか実現しない企業や団体とのタイアップチャリティ企画を頻繁に行っており、オークションやインターネットでの個人取引へのきっかけを与えてくれています。たとえば、アマチュア野球業界を応援する侍ジャパンのチャリティ企画や、なんと航空部品を販売するANAとのコラボで収益の一部を社会貢献活動を行う外部団体へ寄付するなど、珍しい企画も多くあるので、ぜひこまめにチェックしてみてはいかがでしょうか。

下記のトピックページでは、チャリティ企画の告知だけでなく、出品のコツや商品の発送方法などの記事も充実しているので、これから個人間取引に挑戦してみたい方にもぴったりの内容となっています。

ヤフオク!トピックス

身近なものから持続可能な社会を目指す

いかがでしたか?フリマアプリの浸透ですごく身近な存在になった個人間取引は、お小遣い稼ぎや、お得な商品を購入できるだけでなく、サスティナブルな取り組みへの第一歩でもあります。
サスティナブルな商品を購入するだけでなく、不用品を処分する際も「サスティナブルな処分」として個人間取引での売買に目を向けてみてはいかがでしょうか。

以上、「個人間取引を利用してサスティナブルな社会へ」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

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