オンライン販売と非接触販売
こんにちは、気になる!ECです。
先日、TVを見ながら朝の支度をしていると、思わず手を止めて見てしまったニュースがありました。
タイトルにもあるように、非接触、無人で販売している古着屋さんが東京都の中野区にオープン。密を避けて買い物ができる店として話題になっており、2020年8月にオープンし、開店1カ月目から黒字を達成。現在も月に約300人が購入していると言われております。
店の仕組みは至ってシンプル。商品に値札はついておらず、ハンガーの色が白は500円、グレーは1000円などと、色で価格を示しているそうです。
清算は「500」「1000」などと金額が書かれた券売機でチケットを購入する形式を採用しています。
今後もこのようなお店が増えるのではないかと言われており、人々の生活様式は急速に変化し、人との接触を減らす行動が求められるようになっており、「非接触」のニーズに応えられると判断し出店を決意したそう。
■装い新たにリニューアルオープン♪
以前からご要望の多かったメンズ、スウェット、オーバーサイズをメインに商品を総入れ替え致しました!
トレンドのアイテムを、人件費を抑えた『ムジン価格』でご用意しております!ぜひお立ち寄り下さい。#ムジンノフクヤ #古着 #リサイクル#サスティナブル— ムジンノフクヤ (@mujinnofukuya) March 20, 2021
野方に店員のいない洋品店「ムジンノフクヤ」 試着室完備、「連絡帳」に要望記入も
また、新しいアパレル店舗の形態として、採寸特化型:服は置かず「採寸だけ」をする店舗もあるようです。
店内に3Dスキャナなどの機械を置き採寸だけをする店舗で、採寸データは本部に送られ、服は後日自宅に郵送されるという仕組みになっているそうです。
3Dスキャンによる採寸でジーンズがオーダーできる『STAMPβ』が無人店舗を新宿にオープン。既に1000人が事前登録。
先日ご紹介させて頂いたライブコマースもそうですが、「店舗で見て購入」という様式ではないアパレルショップが徐々に増え始めています。
店員さんとの接触のない販売方法や、実際の商品を手に取らない購入方法は、ECが発展したからこそ誕生した洋服の購入方法といえるでしょう。
上記の例は、ネットショッピングの様式を実店舗が取り入れた例ですが、ネットショップが実店舗での購入に劣る点を克服するために工夫していることも多くあります。
例えば有名なものですと、ZOZOTOWNのZOZOスーツやZOZOマットがありますよね。
これらはECで洋服を購入する際にどうしてもネックになる「サイズ感」を、専用のスーツを着たり、マットに足をのせたりしてアプリと連携することで、自分にぴったりのサイズを提案してくれるというものです。
さらに、2021年3月にオープンしたコスメ専門モール「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」では、専用の眼鏡をかけてセルフィーを撮影するだけで、自分の肌色に合ったコスメを提案してくれる「ZOZOGLASS」をリリースしました。
コロナ禍で百貨店などでのコスメのタッチアップが難しくなった今、このようなサービスは増えており、KANEBOではスマートフォンを利用してコスメをバーチャルでタッチアップできるVIRTUAL MAKEUPというサイトをオープンさせたり、もともと店舗で提供している無料の肌診断が好評だったスキンケア・メイクアップブランドのIPSAでは、オンラインでのカウンセリングを実施するなどしています。
このように、オンラインでの販売・実店舗での販売の両方が、それぞれいい部分を吸収しあい、消費者がより良い購入体験をできるように日々進化を続けています。
今後どのような販売形態が誕生するのかとても楽しみですね!
以上「オンライン販売と非接触販売」についてお送りさせて頂きました!
経験・知識豊富なスタッフがサポートいたしますので未経験でも問題ありません
ネットショップ運営にありがちな在庫・赤字のリスクや発送の手間を全て解消致します!