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リアル店舗存続のカギ「売らないリアル店舗」

こんにちは、気になる!ECです。
近年のネットショッピングの普及により、「リアル店舗のメディア化」が進行しています、この「リアル店舗のメディア化」はネットショップとリアル店舗がうまく共存していくひとつの道になる可能性を秘めています。
今回は、「店舗のメディア化」に関する実例や関連用語、今後の展望についてまとめてチェックしていきましょう。

加速するEC化で「メディア化」する実店舗

01店舗のメディア化とは

「リアル店舗のメディア化」とは具体的にどういうことなのでしょうか。まずは2021年6月30日にキラリナ京王吉祥寺にオープンしたショールーミングストア「INSEL STORE」を例に見ていきましょう。
ショールーミングとは、店舗では販売用の在庫を持たずに、試着や、質感の確認のための展示品のみを用意し、購入は別途ECサイト上で行う販売方法です。
こちらの「INSEL STORE」では、店頭に販売用の商品を一切置かずに、商品付近に設置されたQRコードを読み取ってオンラインで購入を行います。
商品は、実店舗を持たないD2C(Direct To Customer)ブランドを取り扱っており、今までECサイトでしか購入できなかった新進気鋭のブランドの商品を実際に手に取って確認できる魅力があります。
複数のブランドを取り扱っており、ブランドラインナップは今後順次入れ替えを検討しているため、新しいブランドとの出会いの場にもなります。

3F 「INSEL STORE」取扱い中のブランドのご案内|キラリナ京王吉祥寺 公式サイト

このように、今までは「購入の場」であったリアル店舗を、実際の商品を確かめたり、新しい商品を発見したりという「メディア」として展開していくことが「リアル店舗のメディア化」です。

02NYで先行するリアル店舗のメディア化の波

ニューヨークでは、世界に先駆けて2010年代前半からメディア型のリアル店舗が複数登場しています。
オンラインの大型ハンドメイドマーケットの「エッツィ(Etsy)」や大手ファストファッションサイトの「ブーフー(BooHoo)」などが体験型・展示型のポップアップストアなどを展開し話題となりました。このように、オンラインでの販売を主として展開していた事業が、ユーザーの購入体験の向上や、実際に商品を体験してもらう場としてリアル店舗を展開するパターンは年々増えています。

NYで強まる「リアル店舗」への回帰、「体験」の再評価

「RaaS(ラース)」

店舗のメディア化と関連性の深い言葉に「RaaS(ラース)」という言葉があります。「RaaS(ラース)」とは、「Retail as a Service」の略で、「小売りのサービス化」という意味です。

01「RaaS(ラース)」とは

スーパーマーケット・アパレルなど、小売業界には膨大な量の顧客データや、ビジネスを自動化させる為のテクノロジーを蓄積しています。この情報・技術を他の企業へBtoBで提供し、新しい顧客体験や収益を作るのがRaaSです。
現在、インターネットの普及・ECの発展に伴い、OMO・オムニチャネルなどが当たり前になりました。今までの小売業は店頭に並べて売るのがメインで、マーケティング方法も限られていましたが、小売業はただ売るだけでなく、新しい体験を求められるようになったことがRaaSが注目されるようになった背景です。

ECはどこまで店舗化するのか

店舗のメディア化が進むと、必然的にECの店舗化が加速すると考えられます。現に、アパレルや日用品などの購入はECが急速に売り上げを伸ばしています。

01生鮮食品までもEC化

現在、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスで購入するような生鮮食品等はあまりECで購入することがないかもしれません。これは、日常的にすぐに必要になる、新鮮さが求められる為保管や配送が難しい等の要因があります。

しかし、今後は冷凍・保存の技術の進歩や配送網の確保によって、食品もECで購入するのが一般的になる可能性もあります。例えば2021年8月6日東急不動産とパナソニックが冷凍食品・冷蔵食品を配達した際に不在の場合でも品質を損なわずに保管ができる冷凍・冷蔵宅配ボックスの実証実験を開始しました。

いままでは、在宅時間が短いとなかなか受け取りの難しかった冷凍食品などが気軽に受け取れるようになる見込みです。
こうした宅配ボックス等の普及は、再配達の発生による配達時間のロス削減にも繋がりさらにECの便利さが向上すると考えられます。

ネットと店舗の立場逆転

上述のように、どんどんEC化が加速する一方、インターネットが一般化することによってネットショッピングによるワクワク感やドキドキ感は減少してきました。日常の商品購入をECが担う代わりに、ワクワクする体験を提供していくメディア型のリアル店舗の必要性が高まっていると言えます。
消費者もインターネットで様々な商品を比較検討したり、新しい商品を見つけたりすることが簡単になった今、「小売り」に求める水準が高まり、商品の品質のみならず新しい購入体験を求める動きが高まっています。

今後は「小売り」が店舗からECに、「新しい体験の場」がリアル店舗に取って代わられるのではないでしょうか。
ジャンルを問わず、これからのリアル店舗は「メディア化・体験の提供の場」に移行する波に乗ることが重要なポイントとなるでしょう。

リアル店舗はメディア化することで共存し生き残る

いかがでしたか?インターネットの普及・さらに新型コロナウイルスの影響が日本のEC化に拍車をかけています。今後リアル店舗は「メディア化」して商品の展示・情報提供に特化したり、新しい体験の場として購入以外のエンターテインメントを提供することでECと共存していく事となるでしょう。
ただし、店員とのコミュニケーションや、即日で商品を手に入れる事ができるというメリットは、現状ではまだ実店舗に残されています。今後ECの進化で完全に「販売」の場をネットショップに取って代わられる前に、リアル店舗がどう生き残るのか戦略を立てる必要がありそうです。

以上、「リアル店舗存続のカギ『売らないリアル店舗』」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

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