ネットショップにおけるレビューの重要性【販促バナー・カード無料配布有り！】

こんにちは、気になる!ECです。
みなさんはECサイトで商品やサービスを購入するときに、何を参考にしていますか？もちろん商品画像や、商品説明に記載してあるスペックやサイズ、または他の販売先やメーカーサイトまでチェックする方も少なくないかもしれません。
その中でも多くの人が参考にするのが商品の「レビュー」ではないでしょうか。過去にNTTレゾナントが約2,000人を対象に行った調査では、約8割の方が商品のレビューを気にするという結果が出ています。

今回は、ECサイトでのレビューの重要性や、レビューを書いてもらうためにできることなどをまとめてみました。また、記事の後半ではレビュー催促用のWEBバナー・印刷して利用できるメッセージカードを無料で配布しておりますので、ぜひダウンロードして利用してみてください！

レビュー・口コミとは？

本来レビューとは「一度決められた物事を、改めて調査したり検討したりすること。」という意味を持つ英単語です。現在では「商品レビュー」「カスタマーレビュー」のような文脈であれば、その物の批評・論評という意味で用いられています。口コミは元来、知人同士の人づてで伝わる批評などの情報ですが、こちらもインターネットの普及の中で、知人に限らずSNSなどでの第三者の批評まで広く含めるようになりました。
こちらの記事では、レビュー・口コミを特に区別することなく、第三者からの商品やサービスの批評という意味で使用していきたいと思います。

ECサイトにおけるレビューの重要性

それでは、何故8割以上の人がレビューを重要視するのか。何故ネットショップにおいてレビューが重要なのかを見ていきましょう！

01実際に手に取れないからこそレビューが大事になる

ECサイトでは、実際の商品を手に取って見ることができません。リアル店舗がある場合や、ブランドものやメーカー品などで実際の商品を確認できるお店が近くにある場合は別ですが、ショップのオリジナル商品である場合や、近くに確認できる実店舗がない場合には商品の質感や細かいディテールを確認することはできません。
特に初めて商品を購入するブランドやショップである場合、「写真ではよさそうに見えるけど、実際に見たら安っぽいかもしれない」「割安で購入できるけどすぐに壊れるような商品だったらどうしよう」と不安に思う方が多いのではないでしょうか。

そこで、第三者の「正直な意見」が聞けるレビューは非常に参考になります。ショップからは、もちろん商品の良い部分やメリットしか得られない場合が多いので、その商品の「実際のところ」がどうなのかを参考にしたい消費者が大勢います。実際に質の良い商品であれば、「信頼性のある良いレビュー」から、新たな顧客を得ることができます。

また、アパレル商品の場合は試着ができないため、自分と似た背格好の方のレビューがとても参考になります。このように、実際に試すことが難しい商品のレビューはとても需要があります。例えば、ドラックストア等で購入できる化粧品などは、テスターこそ設置してあるものの、実際に顔等に試してみることはなかなか難しいのではないでしょうか？@cosme(コスメ・美容商品の口コミサイト)がインターネット黎明期の1999年にサービスをスタートし、2018年時点で月間1560万人ものユニークユーザーが利用していることからも、「実際に試すことができないものの口コミ」の需要がお分かりいただけるかと思います。

アットコスメ（@cosme）｜日本最大のコスメ・化粧品の口コミ・ランキングサイト

インターネット上のショッピングではほとんどすべての商品が「実際に試すことができないもの」と考えれば、やはりECで口コミ・レビューの影響は絶大と言えるのではないでしょうか。

02第三者の意見を重要視する心理効果

ECショップに限らず、マーケティングの世界では心理学の効果が多用されています。先日の気になる!ECの記事でもご紹介した通り、行動や考え方は人によって異なるものの、人間の心理には一定の心理パターンがあることが長年の研究で証明されています。
そのようなマーケティング心理学の中に、ウィンザー効果と呼ばれる心理効果があります。
これは、ショップやメーカーなどの当事者の言葉より、利害関係のない第三者の言葉のほうが信用してしまうという心理効果です。

このように、心理学の世界でも、第三者の口コミが購買意欲を搔き立てることに有効であることが証明されています。

EC担当必見！すぐ使える心理テクニック – 気になる！EC

03商品だけでなくショップの評価にも大きく影響するレビュー

レビューが影響を与えるのは必ずしも商品だけではありません。特にリアル店舗を持たないネットショップで初めて購入をする顧客の場合、「このショップは本当に信頼できるサイトなのか」「どれくらいで商品が到着するのか」など、ショップ自体に対して不安を抱いているケースが多くあります。
このような場合も、商品レビューに配送や梱包、ショップの対応についての記載があれば安心して購入することが可能です。また、楽天市場などのモールでは、商品レビューだけではなくショップに対するレビューを投稿できるものもあります。

また、レビューの内容だけではなく、ショップ全体の商品に多くのレビューがついていることで、「大勢が購入しているからこのショップは信頼できる」と判断されます。
逆に、全くレビューがついていないサイトでは、顧客から見ると全く商品が売れていないようにも見える為、レビューがついていないだけで購入機会を逃してしまうことがあります。

レビューを書いてもらうには？

ここまでで、ネットショップにおいてレビュー・口コミがどれほど大切なのかお分かりいただけたのではないでしょうか。それでは、実際に顧客にレビュー・口コミを投稿してもらうにはどうすればいいか、詳しく見ていきましょう。

01レビューの投稿で特典を用意する

まず一つ目は、レビュー投稿者に特典を用意することです。例えば、「レビュー投稿で送料無料」「ノベルティプレゼント」「クーポンプレゼント」などのキャンペーンを実施しているショップを見たことがあるのではないでしょうか。
無料でレビューを書くだけで特典がもらえるので、とても有効な手段です。また、レビューを書くことで特典を貰っているので、「悪い評価をつけると申し訳ないかな」という心理も働きやすくなり、特典なしの場合より評価の高いレビューの投稿が見込める可能性があります。

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02商品にレビューの催促メッセージを同梱する

購入者が商品のレビューをしようと思うのはどのタイミングでしょうか。中には特典目当てで、商品が届いてもいないのに適当なレビューを投稿する購入者もいるかもしれません。しかし多くの購入者は、商品が手元に届いたタイミングでレビューを投稿します。
商品と一緒にレビューを催促するメッセージカードを同梱しておけば、レビューを書いてもらえる可能性が上がるのではないでしょうか。

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03ショップだけでなくSNSも利用する

レビューが投稿される先は、ショップの商品ページだけではありません。先述の@cosmeのような口コミ投稿サイトや、最近ではSNSで購入商品のレビューをする人も多いのではないでしょうか。2020年のアライドアーキテクツ株式会社の調べによると、調査した2,900名のうち約60％の方が「Instagramでの情報をきっかけや参考にして、初めて利用するECサイトで商品を購入したことがある」と回答しました。
SNSでもフォロー・プレゼントキャンペーンを行ったり、SNSへの投稿で特典を用意するなど、現在ではショップ外のレビューにも力を入れることがマーケティングにおいて必須となってきています。

また、2019年のサムライト株式会社の調査によると、37.6％の方がインスタグラマー・インフルエンサーの投稿を見てその商品を購入したことがあると回答しています。なので、商品のターゲット層に人気のあるインスタグラマー・インフルエンサーに商品PRを依頼するという方法も有効でしょう。ただし、ステルスマーケティング(いわゆるステマ)を行ってしまうと、ステマだとわかったとたん商品に対するイメージがダウンする消費者も一定数存在するので、PRであることは隠さないほうが賢明な場合もあります。

価値のあるレビューとは？

ネットショップにおいて重要な商品レビューですが、ただレビューの数が多ければ良いということではありません。質の悪いレビューでは、顧客が商品の購入の判断材料にできないためです。
それでは、実際にどのようなレビューが購入の決め手になるのでしょうか。有効なレビューの内容を把握して、必要に応じて購入者に情報提供を促してみましょう。ただし、レビュー投稿者に求める内容が多すぎると、レビューを投稿するのをやめてしまう可能性が高いため、自分のショップに必要な要素を見極めることも重要です。

01投稿者の情報がわかるようにする

アパレル商品のレビューで、「サイズがピッタリでした」の一言だけでは、購入者の体系も性別も年代も不明なため、他の顧客にとってはあまり参考になりません。顧客がレビューに求めている情報の一つに、「自分と似た環境・容姿・悩みを持つ人の意見」があります。洋服では身長や大まかな体重、健康食品であれば普段の食生活や健康の悩みについて、PCガジェットであれば併用している機器など、商品のレビュー内容に直結する情報は細かく記載してあることが望ましいでしょう。

02商品の到着後にレビューをしてもらう

レビューの中には、「まだ届いていませんが到着が楽しみです」「まだ使っていないので効果はわかりませんが梱包は丁寧です」のようなレビューもたくさんありますよね。ショップの配送や梱包、対応についてはわかることもあるかもしれませんが、可能であれば商品を使用した感想を投稿してもらうようにしましょう。
なかなか使用後のレビューを強制することは難しいですが「商品の使用感をぜひお聞かせください」のように一言添えるだけでも効果的です。

03購入者だけがレビュワーではない

アパレル商品などの場合、購入者だけではなく、体系の違うショップスタッフの着用画像・レビューを記載することにも大きな効果があります。ピッタリ合うワンサイズの情報だけではなく、1サイズ上、1サイズ下の商品も着用してみて、「Ｍサイズだとお腹周りがきついけど、Ｌサイズならピッタリ」のように記載し着用画像を掲載することで、自分と全く同じ体系のスタッフがいなくてもある程度サイズ感を想像することが可能です。

他にも、食品系の商品などであれば、スタッフだけでなく知人や家族にレビューしてもらうのも良いでしょう。完全に第三者の情報というわけではありませんが、多くの人の意見・感想があったほうが顧客は安心して購入ができます。

レビューに関するデザインを無料配布中！

今回は気になる!ECですぐに使えるWEBバナー・印刷用メッセージカードテンプレートを用意しました！加工などは自由に行っていただいてOKですので、ぜひ皆様のショップの販促活動にお役立て頂ければと思います。
(※画像の一部または全部の素材・フリー画像としての二次配布は禁止いたします)

01汎用性抜群のWEBバナー3種×3サイズ

ネットショップで使用しやすいJPEG形式のバナーを3種類各3サイズずつご用意しました。具体的なキャンペーン内容は記載していないので、説明文などと合わせてご利用いただけば、どんなキャンペーン内容でも対応可能です。

02レビュー催促用メッセージカード3種×2サイズ

印刷して商品と同梱できるメッセージカードデザインをご用意しました。A4で印刷してご自身で切り分けるタイプと、ポストカードサイズの用紙にそのまま印刷できるサイズの2種類です。A4サイズには切り取り線が入っています。PDF形式ですので編集してご利用いただいてもOKです！(印刷したカードを商品と同梱する際は、色移り等にご注意ください)

レビューを味方につけて売上UP！

いかがでしたか？ネットショップのレビュー・口コミは売上UPに直結する重要な項目です。レビューが集まることで商品の詳細が購入者に伝わりやすくなり、返品率の減少にもつながりますので、ぜひ購入者にレビューのお願いのアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。
以上、「ネットショップにおけるレビューの重要性」でした。最後までお読みいただきありがとうございます。

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